ISBN:4591090876 単行本 那須 正幹 ポプラ社 2005/12 ¥1,000

『それいけズッコケ三人組』が出版されたのは1978年、昭和53年のことだといいます。当時、小学生だったおれは本に登場するハチベエたちより幾分幼かったもの同年代の物語として読んでいました。
「ズッコケ三人組」シリーズは一昨年、50巻で大団円を迎えたというのを新聞記事で知りました。・・・が昨日後日談ともいうべきこの『ズッコケ中年三人組』が書店に並んでいるのを見て衝動買いしてしまいました(^^

なつかしい・・・三人のズッコケぶりも変わらないねえ。

☆☆☆

自分の小学生時代を振り返って思うことには、あの頃はなんのてらいもなく、見栄もなく、自分の心のままに振舞えていたなあってこと。

大人にして思えば、あのころのおれは奇行の多い子供だったように思います。

ケンカをすることは、日常茶飯事だったり
先生を無視して授業に参加しなかったり
学校から家までずっと裸足で歩いて帰ったり
ずっと川や暗渠の中を家まで歩いたり
校門が閉まる時間まで本を読んでいたり

自分の信念や興味にとても素直で純粋で、天才になれる自分は天才だと根拠なく信じていたりしました(^^;
そして、そんな変な子供に手を焼きながらも許容する先生がいました。

小学校のクラスって摩訶不思議な存在で、カオス的なところがありますよね(^^
子供達の心がまだ秩序だっていなくて混沌としているからでしょうか。

6年生の卒業式で先生はおれ達に言いました。
「わたしは君たちのことを何も心配していない」
人として最低限教えることは教えた、何も心配せずに中学でも頑張れという意味でした。「おれ達も大人になるんだな」ととても感銘を受けましたが、実際大人になるのは大変で・・・まだその道程の途上にある気がします(笑)

もう思い出すこともまれなのですが、たまには思い出してみるものいいもんです。

コメント

魔美
魔美
2006年1月25日14:28

『ズッコケ三人組』シリーズは小学生の時に夢中になって読んだ記憶が。ハチベエが一番好きでしたね(笑。
読書感想文を書いたり読書感想画を描いて教室に貼り出されたりした思い出があります。なんか懐かしいです〜。

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