ひさしぶりに・・・
今日の神戸はなんだか混みあっていたような気がします。いつも??かもしれませんが。。。

県立美術館『オランダ絵画の黄金時代 アムステルダム国立美術館展』に行ってきました。
とてもよかったです。
いまフェルメールという画家の人気が高いようで、この展覧会の「目玉」もフェルメールの恋文という作品です。

しかし、フェルメールという画家は寡作のうえ、人気もあるらしく展覧会には「恋文」の一点しか展示がありません。画家としてはフェルメールより有名なレンブラントの作品が数点ありました。

西洋絵画の黄金時代は19世紀ではないかと思いますが、この展覧会に出ているのはもっと前、ルネサンスを経た17世紀の絵画群です。
19世紀のものとの違いは、作品に作者個人の思想・主義というものが感じられなくて、世俗的・職能的という感じがします。

とても面白く感じたのは、富裕な市民からの注文に応じて市民生活や肖像画が多く描かれているので、当時のオランダの風俗が視覚的によくわかることです。
当時の人がどんな服装をしていたのか、どんなところに住んでいたのか、どんな楽しみがあってどう暮らしていたのか、目に浮かぶようで素晴らしい。

もうひとつ素晴らしかったのが、絵画のほかに当時のオランダの銀細工・工芸品が展示されていることです。
これが絵画と同様かそれ以上に素晴らしいもので、一見の価値があります。

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