電車男 (映画版)

遅れ馳せ（こんな字だったのね）ながら、『電車男』を観てきました。映画です、映画。

なかなかよかったんじゃないでしょうか。
安っぽい作りなのは仕方がないとしても、ちょうどよくまとまっていると思います。
おれは本でしか読んでいないのですが、こういう料理の仕方もあるのかなと・・・合格点。原作の方がパワーがありました。

原作の電車男は、ほぼ一直線にエルメスと仲良くなって、大団円まで突き進んでいくのですが、さすが映画にするときには起伏をつけようと変更がされていました。

クライマックスの告白シーンで電車男が言います。

「・・・・下向いて歩いて、人と目をあわさないで、、、ひとりでアキバをふらついて、、、、、オヤジになってもそうだと思っていた・・・」

おれも22歳の頃はそのまんまだった、そう思っていたなあ。
胸にサクリと突き刺さるセリフでした。
こういう奴らは多いんだよ、昔のおれを含めて。そういうヤツらに電車男を見てもらいたいなあ。