ISBN:4167663066 文庫 司馬 遼太郎 文芸春秋 2003/03 ¥580
司馬遼太郎を一番よく読んだのは10年以上まえの大学生のころでしょう。
「この人天才だ〜」と思いながら読んでいたものです。
当時は、『播磨灘物語』『箱根の坂』『国盗り物語』などの戦国時代を扱ったものが大好きでよく読んでいましたが、年を取るにつれて幕末ものに嗜好が移ってきました。
この『世に棲む日日』は、尊皇攘夷から倒幕へ幕末の思想が大きく移り変わっていくさまを、その震源地である長州の2人の志士、吉田松陰と高杉晋作を主人公に描写していく長編小説です。
タイトルと吉田松陰のイメージから、辛気臭いお話なのかなと思っていましたが、なんの。
とても面白いです。
幕末を新撰組とのかかわりでしか知らない人(こないだまでのおれ)は一読をおすすめします。
司馬遼太郎を一番よく読んだのは10年以上まえの大学生のころでしょう。
「この人天才だ〜」と思いながら読んでいたものです。
当時は、『播磨灘物語』『箱根の坂』『国盗り物語』などの戦国時代を扱ったものが大好きでよく読んでいましたが、年を取るにつれて幕末ものに嗜好が移ってきました。
この『世に棲む日日』は、尊皇攘夷から倒幕へ幕末の思想が大きく移り変わっていくさまを、その震源地である長州の2人の志士、吉田松陰と高杉晋作を主人公に描写していく長編小説です。
タイトルと吉田松陰のイメージから、辛気臭いお話なのかなと思っていましたが、なんの。
とても面白いです。
幕末を新撰組とのかかわりでしか知らない人(こないだまでのおれ)は一読をおすすめします。
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