東野圭吾『レイクサイド』を読みました。

☆☆☆

大阪の放送局に毎日放送というのがありまして、朝のラジオで帯番組として『ありがとう浜村淳です』というのをやっています(関西人には説明の余地もないが)。
この番組の土曜日には「映画サロン」というコーナーがあって、パーソナリティーの浜村淳が毎週一本、色々な映画を視聴者に話して聞かせてくれるのですが、このコーナーでちょっと前に聞いたのが『レイクサイド・マーダーケース』、『レイクサイド』はこの映画の原作本なのです。

東野圭吾の小説は、はじめて読みました。
かぎ括弧が多い会話文主体の読みやすく軽い文章を書く作家だという印象を受けました。
物語もミステリアスながらも軽妙に進んでいきます。あまりに軽すぎで「これでいいのか」と前のほうを読み返すことしばしばで、あっという間に読めてしまいしまた。

浜村淳は映画を激賞していましたが、原作に限っては軽妙に過ぎて印象に残らないミステリでしかありません。映画となってどう趣が変わるのか楽しみです。

☆☆☆

『レイクサイド』を読み終えて今は、浅田次郎『鉄道屋(ぽっぽや)』を読み始めました。
もう、泣けて泣けて・・・・。しかし、「鉄道屋」は泣いた後がすがすがしい。人間心地よい涙を流すことほどの快感はないですね。

明日は『鉄道屋(ぽっぽや)』について書こうかな。

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