ISBN:4091874312 コミック 浦沢 直樹 小学館 2004/09/30 ¥550

最近あまりマンガを読む機会がなくなったのだが、この浦沢直樹『PLUTO』には惹かれる。
サスペンス『MONSTER』を世に送り出したことで一皮むけた作者が、次に世に問うことになったのが、鉄腕アトム「地上最大のロボット」をモチーフにしたこの『PLUTO』だ。楽しみで仕方がない。

原案(?)「地上最大のロボット」はとにかく面白い。
そして少年ジャンプでくどいほど繰り返された、「対戦もの」マンガの原型でもある。
主人公は、「地上最大のロボット」プルートウ。
プルートウは、地上で最も強いロボットであることを示すため、世界中の7体のスーパーロボットを破壊することを義務付けられていた。

スイスのモンブラン
スコットランドのノース2号
日本のアトム
そして、『PLUTO』の主人公、ドイツのゲジヒト・・・・。

『PLUTO』でロボットは人間と同等の権利を持ち、同じように暮らしている。ゲジヒトやアトムは人の姿をしているし、トルコの最強ロボット、ブランドには子供すらいる・・・。

荒唐無稽な世界観を、浦沢のリアルなタッチが白昼夢のごとく描き出すサスペンス『プルートウ』、「地上最大のロボット」を一読してから読んでみてください。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索